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昭和のカメラとレンズのさいサイズの小ぢんまりした写真展

2022年2月3日(木)~3月1日(火)

(休館 2月16日(水))

昭和のカメラとレンズの写真展も5回目の展示を終え、今回は三人展です。 萩谷剛 柊ケンジ 山下全裸大将の3人によるサイズにこだわった写真展です 展示する写真は自家現像の原点的な判型であるカビネ判、六つ切、四つ切という写真展としては小さいサイズでの展示です。 巨大化する昨今の写真展示を見慣れてしまうと、どうにも心もとないサイズですが、現実のパーソナルなサイズ感はこんなに小さいのだと再考する機会となりましょう。 なにより普通の家に全紙はしまっておけないぞ! (カビネ判は2Lサイズと同じ、六つ切のサイズは、203×254mm)引き出しにしまっておける判型礼賛です。

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ギャラリー
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萩谷剛 昭和のカメラとレンズ写真展の趣旨に沿って29点の展示です。 使用されたカメラ、レンズは以下の通り エクサにコミナー28mmレンズ、ボルタ判のリッチレイ、オリンパス6、ローライオートマット、そしてエンボイ・ワイドアングル(イギリスのフォト・デベロップメンツの1953年型。6x9cmフォーマットで64mmレンズは画角82度(35mm判換算で25mmレンズ相当の広角専用カメラです。

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柊ケンジ 千葉県旭、匝瑳(そうさ)両市にまたがる香取海軍航空基地の掩体壕(えんたいごう)跡。 千葉県香取市の田んぼ(飛行場跡)に残る掩体壕のストーリーフォトです。 関東の掩体壕後は、ほかにも茂原、館山が有名ですが香取基地には25基の掩体壕があったとされ、現在は田んぼの水面の中に幻想的なたたずまいを見せています。 X型の交差した滑走路を持つ珍しいレイアウトの航空基地でした。

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山下全裸大将  ライツヘクトール2.8cm、キヤノン45mmf1.9 ありがた山 かつて京王線のよみうりランド駅近くにあった丘陵の呼び名である。 戦時中に防火のための強制疎開により都内の寺院、墓地多数が移転、または廃止された。 このため夥しい数の墓石が廃棄されるにいたったのだが、とある宗教団体がそれら行き場のなくなった墓石を集め、多摩の丘陵に運び並べて供養したという謂れがあり近隣の人々はいつしかその丘を「ありがた山」と呼ぶようになったということである。 すでに山も丘も切り崩され茶色の土肌はどんどん舗装されて無機質なニュータウンの様相になっているというが、ほんの20年ほど前まではふもとには胎内くぐりの洞穴などがあり、樹木のうっそうとした深い森だったという。

於 町屋光明寺 東京御廟本館 東京都荒川区荒川7-5-8 https://www.tokyogobyo.jp/category/event
[TEL]  03-6806-5394 [開館時間]  10:00~17:00

 

最寄り駅 東京メトロ千代田線「町屋駅」 

都電荒川線「町屋駅前」「荒川7丁目」 京成電鉄京成本線「町屋駅」

昭和のカメラとレンズの3人写真展
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